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墓石クリーニング|さくらサービス東京|指定石材店制度|クリーニング料金の相場について


そもそも墓掃除とは?? ハウスクリーニングやエアコン掃除のように、やり方や品質には明確な基準がないので業者ごとにでも料金構成に相当な幅があります。これから洗練されてくるとは思いますが、事業規模や取り組み方によっても様々なバリエーションがあって、消費者から見たときにも非常に分かりにくい状況だと思います。つまり、お墓を綺麗にしたいが(石材店に頼むと高そうで、それ以外に)だれに頼めばいいか(だれに頼むとどうしてくれるのかが)分からない、というのが実情です。


クリーニング業者は公営墓地の施工や、民間でも石材店の下請けで動いている分には問題ないのですが、消費者から直接オーダーをもらって民間霊園で自由に作業を行うことはできません。厳密には入ることを許されません。

ところがお寺も檀家さんから聞いてるからイイヨ~って許可頂けるところが増えてきました。

「指定の業者さんがいる霊園への出入りは許可されません」と事前にお知らせしていますが「許可は取れているのでお願いします」といったケースで(霊園やお寺の)現場入りのご挨拶のときに「今回だけですよ」と怒られる場合とすごくご丁寧な笑顔の対応を受けるときがありますが、前者が減ってきました。

これはユーザーが料金の相場観をつかんできていて石屋さんに依頼するときの負担を菩提寺に相談したとき、クリーニングの領域だけなら安い専門業者を使ってもらうことが檀家さんへの配慮になるといったことがあるようです。


指定石材店制度のもとになる宗教法人と石材店の資本構成は、お墓を沢山作らなければならなかった時代に必要な形態でした。1970~80年代はお墓建立の大ブームでした。バブル経済の背景もあって供給が全く追い付かず、指定石材店制度ができたのは宗教法人の経営主体に加え実務を担当しかつ資本政策まで協力できる石材店のパートナーシップがこの時代の必然だったことが根本的な要因です。多くの民間霊園がこのタッグで誕生し同時に指定石材店制度ができました。霊園開発のお金出したんだから霊園の中にお墓作るときはうちで作ってよね!は石屋さんの商売としては正当な主張で、あらゆる請求にその投資回収がインクルードされることも分かります。ただし指定石材店制度を設けないと、1つの霊園に様々な墓石業者が出入りしそれぞれのやり方で様々な形のお墓を作成するので景観や管理が合理的ではない、というようなお飾りの表現がネット上にありますが、正しくは、国策だったお墓の増産に公営の霊園だけでは追いつかず、その需要を埋めるために宗教法人(お寺)に資本(石材店)が入って新規の霊園がどんどん開発/造成されていき、その結果として指定石材店制度が根付いていったというドロくさいのが事実認識だと思います。


墓石クリーニングが、周辺の事業者と仕事の棲み分けをきっちり分業できて、分かりやすく消費者の役にたつポジションになれるように頑張っていきたいと思います。

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